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SUUNTO AMBIT HR (スント アンビット)

Jul 29, 2012 - アウトドア用品

この春SUUNTO社から発売されたGPS搭載のアウトドア向け腕時計、AMBIT(アンビット)を手に入れましたので、使用感などをちょっと書いてみます。なかなか機能/デザインともにいい感じにまとめられた時計と思います。

海外輸入で入手

とにかくこのAmbit、2011年の6月時点では非常に品薄な製品で、日本の代理店であるアメアジャパン取り扱いの日本正規品を入手するのは困難で、今回は在庫もそれなりに潤っていて、価格も若干ですが安い海外通販から個人輸入で入手です。

こちらが届いた状態。今回は前回のVectorと同じくTrekkinnからの購入だったのですが、海外にしては梱包も発送もなかなか丁寧だと思います。配送会社はDHLです。

ちなみに料金のほうですが、Trekkinnでの製品価格+送料が437ユーロ(注文時円換算:43,547円)だったのですが、配送会社がDHLということもあり、製品価格が16,000円を超えていたため、税関でのチェックは確実に入るだろうなぁと踏んでいたのですが、予想通り、価格の6掛け消費税+DHLの通関手数料で1,935円発生してしまいました。ちなみに、1,935円はDHLと提携して自宅まで配送してくれる佐川のお兄さんに現金で支払います。 これでAmbitの購入にかかった金額は約45,000円ちょっととなり、アメア取り扱い日本正規品のAmit HRの最安値でだいたい49,000円ぐらいですので、日本で買うより4,000円ぐらい安く購入できました。ただその代償(?)としてAmbitに何かトラブルが発生した場合、当然ですがアメアの日本国内のサポートは受けられず、直接suunto本社とやりとりしてサポートしてもらう必要があります。

さっそく開封

それではさっそく梱包をといて製品を見ていきます。一番ドキワクタイムな時間です。

外箱はこんな感じです。さすが海外通販、いい感じに箱がベコってます(笑)。こういう細かい所が気になる場合は海外通販してはダメです(笑)。外箱はVectorよりも若干コンパクトになってますね。

ドーン!Ambitの登場です!ここらへんのパッケージングはApple社よろしく欧米メーカーは非常に上手だと思います。箱をあけると同時に生の製品が眼に飛び込んでくるよう設計しています。ユーザーエクスペリエンスを重視してパッケージングしているわけですね。日本の製品だと、まず分厚い説明書?やたらビニールにくるまれた製品が?となる場合が多い気がします。

パッケージの内容としては上記のような感じです。Ambit本体、PCと接続するUSBケーブル、HRセンサー+ベルト、クイックガイド、ユーザーサポートカード、といった具合です。

ちなみにクイックガイド、ただのペラ紙です。ちゃんとしたマニュアルはWEBから見ることになります。AmbitはPCと接続する事が大前提なので当然といえば当然です。Vectorの時は分厚い各国語の説明書が入っていた事を考えるとだいぶ変わりました。

今回は「HR」を入手したのでHR(Heart Rate)センサーベルトです。いわゆる心拍計ですね。自分の運動強度や消費カロリーを見るためには欠かせない製品です。こちらのほう、Ambit専用品ではなくて、他のsuunto社の時計とペアリングして使う事ができるようです。これに関してはまた後日詳しく使ってみます。

そしてこちらがAmbit本体です。ベゼルはアルミ削り出し、ボディはポリアミド強化グラスファイバー、ベルトはウレタンになります。ベゼルのアルミとボディやベルトのつや消しで、なかなか高級感が出ています。Vectorはプラスチッキーな感じがして多少安っぽさもありますが、プロダクツとしてはAmbitのほうが高級感があり圧倒的にかっこいいかと。個人的にですが。

そして今回特に気に入っているのが、ブラックモデルのこのワッフルパターンベルトです。うーんこのベルトパターン超カッコイイ!!つや消しブラックと相まって銃器の様なイメージをかもし出しています。

この部分にGPSユニットが入っているみたいですが、うまくデザインを落とし込んでいると思います。むしろこの部分が好き(笑)。 ボディーアーマーのグローインアーマーのような感じで(笑)

ちなみに今回も信頼(??)のフィンランド製となっております。suuntoコアが後半ロットからチャイナに切り替わったみたいなので、チャイナよりはイメージ的に良い?

それでは使ってみよう

さて箱出しが終わりましたので、さっそく簡単に使っていきます。今回からはPC接続が大前提の時計となりましたので、ただ腕にはめるだけ?とはいきません。

まずワニグチクリップのようなコネクタでAmbitを挟み、反対側をPCのUSBコネクタに差し込み、PCと接続します。

PCと接続するとAmbitの電源が自動で入り、充電状態となります。ちなみに電池は充電式リチウムイオン電池内臓で、 GPSログの取得が1秒毎で15時間、60秒毎で50時間、GPSログをとらずに時計として使用で30日間電池が持つみたいです。 電池交換式ではなく充電式になってくれたのは個人的にはありがたい感じです。

MovesLinkというソフトをPCにインストールしておけば。 初回の同期が始まります。時計の時刻などもPCを通して自動に設定してくれるので、時刻合わせの作業がいりません!おお素晴らしい! まるでiPodやiPhoneのようです。

時計のメイン画面では、時計→気圧/高度計→コンパスと表示が切り替えられるのですが、AmbitではEXERCISEモードというものがあり、 これにはサイクリングや、登山、自転車、ランなどの各種プロファイルを登録しておく事ができ、プロファイルに応じて、時刻、時速、距離、高度、気圧、心拍数など 色々な項目をカスタマイズして登録し、各種ログを記録していけます。

EXERCISEモードでのプロファイルはMovesCountというサイトから行え、 MovesLinkでAmbitへと同期されます。ちなみにMovesCountではプロファイルのカスタマイズの他に本体の設定など細かい所までいじれます。 時計の小さい画面とインターフェイスで、細かい各種設定をするには物理的限界があったと思いますので、詳細設定をPCから行うというのは今後の流れになってくるのかもしれません。 またMovesCount(MovesLink)では各エクササイズのログをUSBで接続するだけで自動でデータをサーバにアップロードしてくれ、エクササイズの管理までもが 行えるようにあっています。このような事からAmbitはPCがないと、その機能の100%が使いきれない、PC必須の時計となっています。

EXERCISEモードを開始すると、HRセンサーの検索が始まり、無い場合は次に自動的に GPS衛星の検索が始まります。初回の衛星検索には少し時間がかかりましたが、それ以降は 晴れであればほんの一瞬、曇りでも数秒まてば衛星をキャッチできるようで、結構早めです。 GPSの検知が終了すればEXERCISEモードが開始しますので、各種ログをAmbitにとっていけます。 (タイムや気圧等、GPSを使わない計測はGPS衛星の検知を待たずに開始可能みたいです。)

ちなみにバックライトはVectorの様に長押しではなく、ボタンを押すと即時点等です。これは個人的に結構ありがたいです。 車の夜間のラン中に時計をサッと確認したい時にはVectorの長押しはちょっと不便だなぁと感じていたもで。 バックライトの明るさの調整なども自由に可能で、Nightモードというものもあり、Nightモードに設定した場合は、バックライト点灯ボタン以外のどのボタンでも入力がった 場合に液晶が点灯します。ちなみにバックライトを点等させて時は通常と液晶のパターンが反転します。 (通常:ポジティブパターン→点灯:ネガティブパターン、通常:ネガティブパターン→点灯:ポジティブパターン)

ちょっとVectorと比較

同じSuunto社のアウトドア時計Vectorと比較してみると、全体的に一回り大きい印象です。 手にはめずに外観を見た感じだとAmbitの厚みがボコっとすごいのですが、実際手にはめてみるとVectorに比べ、それほど大きいという印象はありません。 ただやはりVectorの重さになれているとAmbitは少し重く感じてしまいます。

比較してて一番気になったのが液晶の見づらさです。Ambitの箱出し状態のネガティブ液晶パターンはハッキリいって見にくくて美しくありません。 基本的にネガティブ液晶が好きなのでAmbitもネガティブパターンにしているのですが、 ネガティブパターンだと、Vectorに比べて非常にコントラストが弱く、また上のAmbitの画像をよく見ていただけると分かるかもしませんが、黒地の部分に うっすらと縦縞模様のような濃度差が出ており、正直いってディフォルト状態のネガティブ液晶は見にくくてイライラします。ポジティブパターンであれば、まぁまぁ見られるのですが、 個人的にネガティブで使いたかったので、海外のAmbitのフォーラムを読むと、本体のサービスモードから液晶コントラストの設定をしてやると良いみたいで、 コントラストを上げることで非常に見やすくなりました。Vectorでは液晶の地の色が緑に近いのですが、Ambitはグレーに近いので、 コントラストを上げることにより、むしろAmbitの方がVectorより見やすくなった気がします。 ちなみに時計内でのインターフェイス自体(操作方法)はVectorよりも分かりやすいと感じます。(Vectorなんか昨年から使ってるのに未だに、操作方法がうろ覚え・・・)

ちょっと細かい所ですが、Vectorはバンドループからバンドすぐすり抜けるので、あまったバンドがよくプラプラしていたのですが、 Ambitではループの中央に軽い”カエシ”がついつえいるので、バンドが抜けにくくなっています。細かいですが、これはちょっとうれしい。

最後に簡単にまとめ

Ambitの最大の特徴としては、やはりGPSが搭載されたことで今までになかった時速、距離、軌跡ログ、簡易ナビゲーション等が可能になった事だと思いますが、 時計単体でこれらの事もこなしてしまえるのは、やはり非常に便利だと思います。そして何より素晴らしいと思うのがMovesCountとの連携により、各アクティビティを 簡単なインターフェイスで管理していけるシステムまでちゃんと整えた事だと思います。 ハードを運用する上でシステムの構築がなければ、ただ「使って終わり」になるだけだと思います。またそのシステムの運用も複雑な手順を踏まないといけないのであれば、 その内億劫になり、途中で放棄してしまうのが目に見えていると思うのですが、Ambitにワニグチをかますだけ、という作業で自動でエクササイズの記録をサーバにとっていけるのは 非常に素晴らしい事だと思います。SuuntoはVector等の腕時計を、「我が社の腕時計は時計ではなく、リストップコンピュータです」と言ってきましたが、 正直Vector等は「コンパス気圧計付の腕時計」の域を超えられてはいなかった気がしますが、Ambitはまさに「リストップコンピュータ」の域に達したと言えると思います。 見た目の高級感もそれなりにありますし、デザイン性(+信頼性)で何十万とする時計がある中で、5万前後でこのデザイン性と機能が手に入る事を考えれば 非常にコストパフォーマンスが高いと言えると思います。 ただ多くの機能を盛り込みつつも、うまくまとめてあるとは思いますが、やはりPCが必須な点やソフトのインストールが必要、アカウントの設定など、PCが苦手な人にとっては とっつきにくい時計であるのも事実だとは思います。PCの作業が苦にならない人にはかなりオススメできる時計ではあるのですが。

イイ!

イマイチ?

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